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住職のつぶやき
「感染の有無が不確定であっても、防疫対策として鶏の自主的処分を要望する」(農水省)
これは被害を拡大させないために考えられた鳥インフルエンザの対応です。 日本では年間8億羽の鶏が私たちのお腹に入りますが、人間にとって鶏はどこまでも食べ物でしかないんですね。
どちらも同じいのちなのに、どうも人間が一番偉い?ようです。 (2004年5月)
「お母さんと一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たり、抱っこしてもらいたい。
園長先生、お母さんに言ってくれない?」
これは虐待死させられる数日前、通園する保育園の先生に訴えた、僅か4才の子どもの『一番欲しいもの』です。 ゲームでもなければお菓子でもありません。 あまりにも哀しすぎる言葉だとは思いませんか。 親が子を・・・・・・、この様な事件が頻繁に起きているのです。 何故でしょうか。(2004年1月)
6年前、神戸市須磨区で起きた事件
あれは異常だと人々を震撼させました。 つい最近、長崎では子ども?が子どもを投げ殺し、やはり異常だと大騒ぎしました。 親が子を殺したり、ドラム缶で焼き殺したり・・・・・、もう全部が異常。
そして、そんな事件に慣れていく私たちも異常? (2003年9月)
やはり、アメリカとイラクは戦争を始めましたね。
どちらも相手を「悪の枢軸」とし、どちらもが聖戦の名のもと、殺し合いをしています。 しかし何をもって善とし、悪として いるのでしょう。 そして私たちも日常の生活の中でこのような戦争をしているのではないでしょうか。 (2003年5月)
春満開を桜が告げる。
その時告の花は、正に役目を終え、また来年にむけて、その準備にかかる。 誰が言ったのか、桜は七分がいいとか、散る様がいいとか・・・。
人間の驕った見方に惑うことなく桜は、ありのままに生きる・・・。 (2002年5月)